ヘッドライン
お勧め記事
電力
2011年12月29日16:35
10
はてなブックマークに追加
- 1 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 14:15:25.64 ID:???
スーパーグリッドをアジア大洋州地域で築く第一歩として、日韓の接続を掲げた日本創成会議。座長を務める増田寛也・
元総務相に狙いや今後の展望を聞いた。
写真=日本創成会議の増田寛也座長
http://www.nikkei.com/content/pic/20111228/96958A88889DE1E5E4E2E4E6EBE2E0E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2-DSXBZO3760462027122011I00001-PN1-63.jpg
■民間ベースで推進
――日本創成会議として2011年10月にまとめた初の提言でグリッド接続を取り上げた。
「まず韓国とのコネクション(接続)を一番急ぐべきだと考えている。当初、日本が接続する相手として考えられるのは韓国か台湾
だが、台湾は政治的にハードルが高い。(地理的には)韓国が一番近い」
――具体的な接続の地点や投資額は。
「費用としては200億~300億円程度でできる。日本の地点は九州でしょう。韓国側のどこであげるかは先方の判断になるが、
福岡と釜山が最短ルートにはなる。距離で言うと200キロメートルくらい。欧州では600キロくらいで海底ケーブルですでに送電して
いるので、欧州から見れば至近距離だ。欧州では北海とかバルト海とかに海底ケーブルを通して相互接続している国々があり、
技術的には全く問題ない」
――実現の目標時期は。
「2015年から20年までの間にめどを付けたい。そのためにも、できるだけ早く韓国との協議を始めたい。放置しておくと、アジア地域
のグリッド接続プロジェクトを欧州勢に取られる可能性もある」
――韓国とどうやって電力をやり取りするのか。
「海底ケーブルを介して直流送電する。電気を使う段階で交流に変換する。この融通体制は通常は使わない。基本的には
バックアップ用だ。夏や冬場の本格的なピーク時に、互いに電力を融通できる体制を整えておく。(計画停電などをせずに)企業が
生産活動を継続できるメリットは大きい」
――グリッドを相互接続しただけでは、電力は融通できない。
「国内の電力体制を変える必要がある。日本には電力会社の地域独占とか、家庭も含めた小売りの体制など様々な課題
がある。これらを引き続き真正面から議論するのはいいとして、外国と結ぶことで国内体制を変える勢いをつけようという意味合い
もある。日本はやはり、外からの動きで変わっていく面がある。だから、韓国との話はできるだけはやく進めたい」
「2015年にかけて国内の電力自由化問題をどうするかも含めて議論を前進させ、海外から電力の融通を受けやすい形にする
必要がある。再生可能エネルギーで生み出した電力の全量を電力会社が固定価格で買い取る制度も来年始まる。これによって
(電力融通を含むビジネスへの)新規参入企業も現れるだろう。我々はそうした動きも踏まえて、具体的な計画をまとめていく」
(中略)
■日本がリーダーシップを
――ソフトバンクの孫正義社長らも韓国などとのグリッド接続を提唱している。連携する余地は。
「連携は今後の課題だ。連携しなくても実現できるようにしたい。我々は中国と連携する可能性は低いと考えている。政治情勢も
考えると、協力していくのが難しい分野があるのではないか」
――将来的には多国間接続のスーパーグリッドを提案している。
「太陽光発電など再生可能エネルギーには出力の不安定さという弱点がある。それを補うには、国境を越えて、電力網をふんだん
につなぐ必要がある。いまや、国単位ではどこも考えていない」
「今後は電力網は全世界的に相互接続するかたちになっていくと思う。東南アジアにはすでに(国際グリッド接続の)ネットワーク
計画がある。さらに、オーストラリアには(太陽光発電などに向いた)砂漠がある。日本がたとえば豪州と直結するということではなく、
ASEAN各国も含め隣国同士で結んでいくという形になると思う」
(以下略。全文はソース元でどうぞ)
ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A88889DE1E5E4E2E4E6EBE2E0E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;bm=96958A88889DE1E5E4E2E6E7E4E2E0E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
- 36 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 14:36:16.85 ID:???
>>28
いや、それは普通に誰でも知ってるだろ(笑) ニュースになってるんだから(笑)
2011年12月29日12:35
- 1 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 09:15:59.77 ID:???
政府が東京電力・福島第1原子力発電所が「冷温停止状態に達した」と宣言した。放射性物質の大量放出や拡散を防ぐ措置
は一段落したとして、今後は事故の最終処理に注力するという意思表示だ。
しかし、日本は事故で大きく動揺した電力供給の安定回復というもう一つのカベも長期戦で乗り越える必要がある。2012年はその
端緒が動き出す年になるかも知れない。経済人や学者らで構成する日本創成会議(座長:増田寛也・東大大学院客員教授、
元総務相)は、長年孤立してきた日本の電力網(グリッド)を外国と相互接続し、国境を越えて電力を融通しあう仕組みを提唱。
手始めに、韓国との間で双方のグリッドをつなぐ海底ケーブルを敷設する計画だ。
年明けにも韓国側との協議入りを目指し、2020年をめどに実現するという。将来はオーストラリアや東南アジア諸国連合(ASEAN)
を含むより広域で多国間の「スーパーグリッド」に発展させ、太陽光や風力発電など自然エネルギーを有効利用する基盤にする構えだ。
電力会社が地域独占などに守られる日本では、国内の電力融通もままならない状況。海外との接続プロジェクトを国内電力体制を
変える「触媒」に利用したいとの思惑も働いている。
図表=日本創成会議が提唱する「アジア大洋州電力網」のイメージ
http://www.nikkei.com/content/pic/20111228/96958A88889DE1E5E4E2E6E7E4E2E0E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2-DSXZZO3760608027122011000000-PB1-54.jpg
■日韓を海底ケーブルで接続
2050年をめどに極東から東南アジア、豪州に至る広大な地域でグリッドを相互に接続し、電力の融通を可能にする――。
日本創成会議が掲げる「アジア大洋州電力網」は今後およそ40年後を見据えた長期構想だ。
その第一歩として選んだのが、隣国の韓国との2国間グリッド接続だ。年明けにも韓国側との非公式の協議を始め、2020年を
めどに実現を目指す。
両国の電力の橋渡しをするのは、海底に敷設するおよそ200キロメートルの基幹ケーブルだ。敷設場所は今後の話し合いで
詰めるが、日本側は韓国に近い福岡県が有力。基幹ケーブルの日本側の末端である福岡からは、東日本に向けて伸びる日本
列島の「背骨」のような別の海底ケーブルを設置する。背骨ケーブルは、日本の電力会社が東西各地で運用するグリッドに、交流・
直流変換設備を介して支線で接続する計画。
日本国内で余った電力を韓国側に提供する際は、交流を東西の変換設備で直流に変えて背骨ケーブルに送り出す。逆に、
日本が融通を受ける場合は、韓国から直流でやってきた電流を東西それぞれの適切な周波数の交流に変えて利用する。
主に海底を通る日韓の基幹ケーブルと背骨ケーブルでは高い電圧をかけて直流電流を流す。電力の利用者に近い部分で交流・
直流変換することで、東西で周波数が異なるという日本国内の電力輸送のボトルネック問題を解決するアイデアだ。
一連の海底ケーブル敷設や交流・直流変換設備に必要な投資額はケーブルの仕様などによるが「200億~300億円程度で済む」
(増田氏)と見て、日韓双方で参加企業などを募る。増田氏らは日韓で直流電流をやり取りする際の送電ロスなどを含め「技術的
にはなんら問題はない」と判断している。
ただ、プロジェクトを進めるうえで、現状の日韓関係は必ずしも良好といえない。先の日韓首脳会談では韓国の李明博大統領が
従軍慰安婦問題を取り上げ、野田佳彦首相は「解決済み」と譲らなかった。金正日総書記の死去で北朝鮮情勢も不透明さを
増した。それでも、増田氏は日韓のグリッド接続を急ぐ方針に変わりはないと強調する。あくまでも民間ベースの事業として進めることで、
政治的な障壁を乗り越えようとしている。
(以下略。上記は導入部分で、全4ページのかなり長い記事です。全文はソース元でご確認下さい)
ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A88889DE1E5E4E2E6E7E4E2E0E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2E2
- 47 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 09:37:40.61 ID:???
地図を見るとわかると思うんだが、この電力網って「露骨に中国を外して」敷設するんだね。
たぶんこれ、「東シナ海」「南シナ海」問題とかも絡んでるのだろうと思うよ。
つまり、「エネルギー安全保障」の側面もあると思う。
- 77 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 09:52:20.50 ID:???
>>75
まぁ、そう思ってるから中国と電線引いてないんだろw >>1の図は露骨にそうじゃんw
- 87 名前:もろこしφφ ★:2011/12/29(木) 09:56:46.44 ID:???
あと、>>1の図を見ると、フィリピンのミンダナオ島とかに思いっきり主流グリッドを置く構想のようだが…
ミンダナオ島がどんなとこなのか、根本的に理解が欠けてるとしか思えないw あそこ、ゲリラだらけだぞ。
たぶん、本来ならば台湾→中国本土→ベトナム…って方向で電力網を敷いたほうが良いのだろうけれど、
しかしこれってたぶん「中国をエネルギーで封じ込める構想」だから、そういうわけにいかない。
(もちろん、日本のエネルギー安全保障上も、中国の思惑で切断されかねないのはリスクでしかない)
で、こういう図になったんだろうなぁ…というね。
2011年11月12日10:37
- 1 名前:[―{}@{}@{}-] 動物園φ ★:2011/11/12(土) 07:57:54.04 ID:???
2011年11月11日16時20分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
この冬は‘ブラックアウト(大規模停電)恐怖’が続く見込みだ。 予備電力が適正水準を下回る
状態が続く可能性が高い。 特に予備電力水準が「深刻」段階に落ちると予想される来年1月中旬が
最大のヤマ場となる。 10日に政府が予測して出した冬季電力事情だ。
政府はこうした事態を防ぐため、強力な節電策を出した。 すぐに発電容量を増やすのは難しい
からだ。 まず企業は電力の需要が集中する時間帯に、昨年の冬より電気の使用を10%減らす
ことが義務付けられる。 電気料金引き上げとともに、電力需要が集中する時間に高い料金を課す
ピーク料金制を強化する案も検討されている。
知識経済部はこの日、こうした内容の「電力需給安定およびエネルギー節約対策」を李明博
(イ・ミョンバク)大統領が主宰した非常経済対策会議に報告した。 この冬の最大電力需
要(電力ピーク)は前年比5.3%増の7853万キロワットと予想される。 しかし供給は
7906万キロワットと、2.4%増にすぎない。
このため、特別な措置を取らなければ、冬季(12月5日-2月29日)の予備電力は
ほとんど適正ライン(400万キロワット)以下になるというのが政府の観測だ。 特に厳しい
寒さが予想される来年1月第2-3週の予備電力は53万キロワットまで落ちると見込んでいる。
予備率で見ると1%にもならない。 現在の電力危機対応マニュアルによると、予備電力が100万
キロワット以下に落ちれば強制停電などを実施できる。
金正寬(キム・ジョングァン)知識経済部次官はこの日の記者会見で「非常に厳しい状況」
とし「強力な需要抑制が避けられない」と述べた。
http://japanese.joins.com/article/494/145494.html?servcode=400§code=400
2011年09月17日10:37
- 1 名前:[―{}@{}@{}-] Korean Monkeys (韓国猿)@動物園φ ★:2011/09/16(金) 23:27:15.34 ID:???
「どんな間違いがあったのか話してみろ」韓国電力本社で怒り爆発 大停電で大統領
2011.9.16 22:51
韓国の李明博大統領は16日、同国各地で15日に大規模な停電が発生したことを
受けて韓国電力本社を訪れ「(今回の対応は)途上国の水準だ」と怒りを爆発させ、
同社首脳らを厳しく叱責した。
大統領は、電力供給停止が事前広報もほとんどなしに実施されたことについて
「責任を十分に果たしたと言えるのか」と批判。同社首脳らに「どんな間違いが
あったのか話してみろ」と命じ、関係者の弁明を聞いた。一連のやりとりは
代表取材の記者団に公開された。
韓国電力などは、夏の電力需要のピークを過ぎたと判断して、整備・点検の
ため一部の原発や火力発電所の運転を停止しており、国民の間からは電力需要の
見通しの甘さに批判が出ている。
同日付の韓国紙、中央日報は、日本では東日本大震災や東京電力福島第1
原発事故で計画停電が行われたのに「大きな混乱がなかった」と指摘。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110916/kor11091622520007-n1.htm
2011年09月15日20:35
- 1 名前:[―{}@{}@{}-] Korean Monkeys (韓国猿)@動物園φ ★:2011/09/15(木) 16:40:38.08 ID:???
全国あちこち停電…韓電「電力需給に異常があるようだ」
2011.09.15 16:27
全国のあちこちで停電事態が発生して知識経済部など政府当局が電力系統を
点検するなど原因を把握中だ。
知経部側は「発電所整備が多くて発電量がたくさん減少した」として「暑い天気で予想より
需要が多くて過負荷がかかった。揚水発電を最大限稼動中」と明らかにした。
国民日報クッキーニュースチーム
http://news.kukinews.com/article/view.asp?page=1&gCode=soc&arcid=0005355741&code=41121111